マスク生活が原因!? コロナ禍で増えたシミの対策法とは?

長引くマスク生活により、以前よりも顔のシミが増えてしまったと感じている方も多いのではないでしょうか? 今回は、マスクによって引き起こされるシミの原因と対策についえお伝えしていきます。

マスク生活が原因!? コロナ禍で増えたシミの対策法とは?
 

1.マスク生活でなぜシミができるの?

1.マスク生活でなぜシミができるの?

コロナ禍におけるマスク生活のシミの原因は主に「マスクの摩擦」「運動不足」「精神的ストレス」の3つが挙げられます。
マスクの摩擦による肌のダメージを修復しようとして血管の新生が促され、それによりメラニンが増え、マスクの縁が当たる位置にシミが現れてしまうことがあります。また、睡運動不足で肌のターンオーバーが乱れると、メラニン色素の排出が遅れてしまうため、シミができやすい傾向に。そしてマスク生活によるストレスが蓄積する中で、自律神経や皮脂バランスが乱れやすいことも、シミができやすくなる原因の一つと言えそうです。
 

2.マスク生活のシミに立ち向かうための3ヵ条

2.マスク生活のシミに立ち向かうための3ヵ条
 

スキンケアで肌をこすっていませんか?

顔を洗うとき、ふくとき、コスメを塗るときなどにゴシゴシこすると摩擦によって炎症が発生。洗顔であればたっぷりの泡で、肌を垂直にモフモフと押す「モフモフ押し洗い」に。ミルククレンジングなどを使うときは、ゆっくり優しくなじませるようにしてください。
 

保湿をしよう!

しっかりとうるおった肌は紫外線の影響を受けにくい状態をつくります。シミがある部分もない部分も肌の中では繋がっているため、全体的に保湿&鎮静して肌力を高めることがシミ解決の近道。マスクを着けているときでも、外した時により一層乾燥しやすくなってしまうので、ミスト化粧水でしっかりと保湿していきたいものです。ミストを使うときは、一旦マスクを外してから吹きかけてください。
 

おうち時間もマスクを着けてもしっかりとUVケア

マスクを着けているときも日焼け止め・UVケアを怠らないようにしましょう。マスクで紫外線がカットできることはありません。また、室内にいても怖いのは、雲や窓ガラスを透過して肌の奥に届く紫外線A波。外出をしない時も下地やファンデーションをしていることでうるおいケアやUVカットなどの効果が期待できます。おうち時間もUVケアはマストですね。
 

3.マスク生活できてしまったシミへの対処

3.マスク生活できてしまったシミへの対処
 

美白コスメを使う

美白コスメを使って、できてしまったシミへ対処していきましょう。マスクでできたシミは日が浅ければ美白美容液でケア可能です。新たなシミを作らないためにも、「ビタミンC誘導体」や「トラネキサム酸」「ハイドロキノン」などの美白成分が配合されたコスメを、できれば朝・晩使用しましょう。
 

保湿ジェルを使う

「セラミド」や「ヒアルロン酸」「プロテオグリカン」などの保湿成分が多く配合されたコスメを使用することもおすすめです。シミのケアには肌の土台改善に、肌の保湿機能や水分保持機能など皮膚のバリア機能の成分であるセラミド補給も重要となってきます。
 

パックもおすすめ

パラオ クリスタル ホワイトパックなどのクレイパックでのケアもおすすめです。美白や保湿の効果はもちろんのこと、美容成分がお肌に定着し、紫外線の予防効果にもつながります。

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監修・執筆:
日本化粧品検定1級
美容ライター

阿部遥