絶対焼けたくない!日焼け止めの塗り方のコツをお伝えします

いよいよ夏本番! 日差しが肌に痛い季節になってきましたね。
前回はうっかり日焼けしてしまった場合のケア方法をお伝えしましたが、今回は夏本番に向けて、しっかりケアするためにも日焼け止めの塗り方のコツをまとめてお伝えします。

 

1.具体的な使用量

最近は日焼け止めを塗ることは美肌への第一歩と言われるくらいに浸透しつつありますが、具体的な使用量についてはご存じでしょうか。
よく、「パール大で◯個分」「直径1センチ程度」など表記がありますが、実際に出してみると少し多いなと感じる場合もあるのではないでしょうか。
しかし、その分量をしっかり塗らなければ表記の効果が得られません。SPF50+ PA++++という効果を期待して塗っていたとしても、分量が少なくては何の意味もなかったということにもなりかねません。
一度しっかりと分量を確認し、手にとってみることをおすすめします。

 

2.塗り方のコツ

分量を出したところで、その量を顔につけてもなんだか余ってしまう……。
記載の分量通りに塗ったら顔が真っ白になってしまった><
はたまた、分量通りのはずなのに、日に焼けてしまった……。
という経験はないでしょうか。
真っ白になるのも嫌ですが、日に焼けてしまっては本末転倒ですよね。
しっかり塗り方にも気をつけたいものです。

・化粧水や乳液で肌を整えておきます。
・分量を一度で全部出さず、半量から7割程度を指の腹でとります。
・この時手のひらで伸ばさず、指の腹につけたまま、頬、おでこ、鼻、顎と点を押すようにつけていきます。

・手のひらは使わず、指先の腹をつかってこすらず叩き伸ばすように伸ばしていきます。
・眉間や小鼻なども指の腹をつかって優しくトントンと伸ばしていきます。
・化粧水や乳液のように手のひらで伸ばしてしまうと、指の間や手の方へ分量の一部が入り込んでしまいますので、できるだけ指先の腹をつかって、分量がしっかり顔につくように塗りましょう。
・一通り塗ったら、残りの半量から3割程度をもう一度指先の腹でとります。
・日焼けしやすい、おでこ、頬、鼻へ再度つけていきます。
・同じように、指の腹でトントンと伸ばしていきましょう、この際、白く浮いてしまうことがあるかもしれませんが、そのままこすらずにトントンとのせていきます。

せっかくの日焼け止めを、指の間や手のひらに塗り込んでしまっては勿体無いので、できるだけ無駄なく塗るように心がけましょう。

 

3.気をつけた方が良い点

塗り方のコツで塗ったけれども、真っ白になってしまう。なんだか厚塗りで肌に蓋がされたような感じがする。
という方がいるかもしれませんが、日焼け止めの成分で紫外線拡散剤を主に使っているものは、どうしても白っぽくなってしまいます。
しかしこの、白っぽい成分が紫外線を跳ね返してくれますので、塗り伸ばしてしまっては意味がなくなってしまいます。
製品にもよりますが、一度塗ってから白っぽくなっていたとしても、そのまま10分〜20分くらい置いてみてください。
成分が時間と共に肌にだんだんと馴染んできますので、その後にメイクを行うのがおすすめです。
朝の時間に余裕がないという方も、先に日焼け止めまで塗っておいて、食事や着替えを行ってからメイクをする順番にするなどして間を開けてみてください。

ご使用の日焼け止めのタイプによっては、今回の塗り方が合わない場合もあるかもしれませんが、一般的な紫外線拡散剤を使ったものであれば、このような塗り方がおすすめです。
塗り方を参考に、肌タイプなどに応じて調整してみてください。

日焼け止めを塗るのは面倒だし、難しいという方には、パックするだけで紫外線予防効果も期待できる「パラオクリスタルホワイトパック」がおすすめです。
美容成分と共にお肌に定着した状態をキープすることで、潤いを保ち、紫外線を抑える効果があるので、普段の日焼けケアにプラスして効果的に紫外線予防したい方にもおすすめです。
 

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監修・執筆:
日本化粧品検定1級
美容ライター

阿部遥