保湿と保温はセットで考える!たっぷり潤うケアのすすめ

11月も下旬に差し掛かり、空気も本格的に冷たくなってきましたね。
以前のコラムで、空気中の温度と湿度の関係をご紹介しましたが、空気は冷たくなると空気中に含むことができる水分の量が減ってしまいます。
つまり、冬は乾燥するという原因はそこにあるわけです。
寒い部屋をいくら加湿しても湿度は上がりません。保温と加湿はセットと言うことですね。
今回は、その基本を理解しながら効果的にパラオクリスタルパックを使う手順をご紹介いたします。
参考:冬の乾燥と毛穴って関係がある?!

まずは基本のお風呂でパック

一番のおすすめは、蒸気もたっぷりのお風呂でケアをすることです。
手順としては
1.軽く洗顔する
2.パラオクリスタルパックを塗布
3.そのまま入浴し少し置く
4.パックを洗い流す

という基本手順です。
寒くなってくるこの季節、部屋の温度も下がり、湿度も下がってしまいます。
寝る前に体を温めることで、睡眠の質を高めることにも繋がりますし、入浴の流れで使用するというのが一番のおすすめです。

どうしても入浴する時間がない

忙しい現代の暮らしでは、毎日ゆっくりお風呂に浸かるなんて無理と言う方も多いのではないでしょうか。
日中通勤などで冷え切った体を、ぜひお風呂で温めてから休んでいただきたい所ですが、ささっとシャワーなのよね。と言う方のために、いくつかのポイントをお届けします!

ポイント1.まず肌を温めて緩めてからパックする


入浴する時間はないものの、美容のためなら少しだけ時間はかけられると言う方におすすめなのが、こちらです。
できれば、美容スチーマーなどを使い肌をあたため毛穴を開き緩めておけると理想です。
スチーマーもなかなか難しいと言う場合は、タオルを濡らし、適当なお皿かジップロックに入れレンジで30秒チンします。
もし、熱すぎた場合は開いてパタパタとし、適温になるまで冷ましましょう。
これでホットタオルができますので、ソファなどに横になるかリクライニングの椅子などで上を向き、顔に乗せて3分ほど置いておきます。
ちょっとしたことですが、とてもリラックスしますし、おすすめの方法です。
この温めた後にパックを使っていきます。パック中は気にならなければ、動いていただいても大丈夫です。適度な粘度があるため、だらだらと垂れることはありません。
ホットタオル方式は、朝のケアでも応用できますので、覚えておくと便利ですよ!
ここぞという日には、朝に10分、手間をかけてみると肌のしっとり感が違うと思います!

ポイント2.隙間時間にささっと使う

さて、美容に使う10分すら惜しいという方のために、あまりおすすめはできませんが、このような使い方もありかもしれません。
通常は、しっかり時間も置きたいですし、夜使っていただくのがおすすめではありますが、朝の隙間時間に使うという方法です。
寝ている間にも、油分はたまり、寝る前に肌に乗せたクリームは酸化していきます。
朝起きたら、できるだけ洗顔料を使い洗顔しましょう。その時、ぬるま湯を使用し少し肌を温めておきましょう。
その後、化粧水の前に、パラオクリスタルパックを塗ります。
粘度があり、だらだらと垂れるわけではありませんので、その間にできる外出の準備を進めてしまいましょう!
その後、流していきますが、あまりごしごしと流しすぎないようにしましょう。
肌をいたわりながら、やさしくそっと洗い流しましょう。
パラオクリスタルパックは紫外線防止効果もあり、肌が速攻でワントーンアップ!その後のお化粧手順も簡素化できそうですよね。

今回は、使い方ポイントをお伝えいたしました!
なかなか、ゆっくり時間がとれないという方も、ポイントを押さえて、保湿と美白のケアをお試しくださいね。

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監修・執筆:
日本化粧品検定1級
美容ライター

阿部遥