今年の夏はマスク焼けに要注意! 日焼け止めの効果的な塗り方とは
今年の夏は、マスクを常に装着して外出するのが当たり前となっています。季節も進み、日差しが強くなってきたこの時期は紫外線も気になります。外出中、ずっとマスクをしていると、「マスク焼け」になる可能性も……。マスク装着時にも使用したい日焼け止め、マスク焼け防止法や効果的に使うためにはどんな点に気をつけたらいいのか、また肌荒れ対策やメイクテクについてもご紹介していきます。
1.マスク対策に効果的な日焼け止めとは
マスクを着用していると蒸れたり、体温が上昇しやすくなり汗をかいたり、また着け外しによる“こすれ”により日焼け止めが普段以上に落ちやすくなっています。スポーツタイプやウォータープルーフの日焼け止めを選ぶと、高いUVカット効果を持ちながらも蒸れやこすれに強く、マスク焼けを防いでしっかりと紫外線から肌を守ってくれます。また、一日中出かける予定であればSPF値の高いものを選び、ちょっとしたお買い物などの短時間の外出であれば、SPF30くらいのものを使うなど、用途で使い分ることも大切です。
2.スキマに注意! マスク焼けを防止する日焼け止めの使い方
塗れば安心と思ってしまいがちな日焼け止めですが、使い方次第では効果が十分に発揮されない場合もあります。塗り方によっては、大きく効果に差が出てしまいます。
額、鼻、ほお骨は汗や皮脂や擦れによる落ちに要注意。また、耳、目周り、腕の後ろ、首、デコルテ、足の甲、そで周りなどは塗り忘れが多いので気をつけたいですね。うなじとあご下は塗り忘れも落ちも共通している注意したい場所。こうして生じる「スキマ」から、気づかぬうちに紫外線の侵入を許してしまっている可能性があるので、気をつけながら入念にケアしていくことが大切です。日焼け止めを塗った後は、十分に肌になじませ、乾燥してからマスクを装着するようにしましょう。
3.マスクによる肌荒れを防ぐには
マスクの着脱により生じた摩擦が肌への刺激となり、肌のバリア機能が低下すると、ダメージを受けやすいデリケートな状態になってしまいます。また、マスクを外すと、マスクをつけている時に増えた水分が急激になくなることにより、皮膚内の水分までもが外に放出されて、逆に乾燥してしまうということも。乾燥を予防する方法は主に2つあります。
蒸れを防ぐ
綿でできた布タイプのマスクなど、なるべく通気性のいいマスクがおすすめです。また、マスクと顔の間にガーゼを挟むのも、肌荒れ防止に有効な方法です。
保湿をしっかりと行う
マスクが肌に接触する部分にクリームタイプの保湿剤を塗ったり、化粧直しをするときにも保湿を忘れずにすることが大切です。
4.マスクをしていても美人に見えるメイクテク
マスクをしている時こそ、他のパーツとの色のバランスを気にせず、思いっきりアイメイクを楽しみましょう。マスク着用でも夏メイクを楽しむポイントは「色」と「質感」。これを意識すると目もとの印象が際立ちます。トレンド感を意識して、オレンジ系のアイシャドウを使い、最後に大粒のラメを重ねると、瞳が輝き印象に残る目もとになります。また、普段のアイシャドウに加えてブルーやグリーンなどのカラーライナーや、色味が鮮やかなアイシャドウをアイラインとして重ねると、夏らしい爽やかなアイメイクが完成します。
マスクをしている時は、白いキャンバスが顔を覆うので、カラーメイクがよく映えます。目元全体にカラーを使わなくとも、しっかりトレンドを押さえたメイクが楽しめるので、この機会にぜひいつもと違った目元メイクに挑戦してみてくださいね!
暑い夏にマスクをして出かけるには、日焼けや肌荒れなどさまざまな対策が必要になります。あれもこれもとやるべきことを考えていると、出かけることを億劫に感じてしまうかもしれません。気をつけるべきポイントを押さえながらも、夏の雰囲気やお出かけを楽しむ気持ちを忘れずにいたいですね。マスクをしているからこそ、新しいメイクに挑戦できるなど、新たな楽しみを見つける夏にしていきたいですね。